理想の人?
11月某日 牡蠣の国
この日は昼からスト。
前日、初合流させていただいた、数多の恋の試練をくぐりぬける猛者どんりざ氏と地蔵トーク。
ラ「いい案件いませんね。」
どん「選び地蔵してるだけで、案件はいるんですけどね。」
初心者に多いのが、街の死亡率や案件の少なさを言い訳にする人。これは息をするように声かけが出来る凄腕のみ言うことが許されるセリフだ。圧倒的に試行回数の足りない人はとにかく声をかけ続けることを強くお勧めする。もちろん9割は自分に言い聞かせている。
どんりざさんはストに対してとてもまっすぐで誰よりも向上心があり、いつも新しい発見をくれる。身近で尊敬している人物の一人だ。
その後、3時間ほどコンビで声かけをするも番げも連れ出しもうまくいかない。
ラ「このまま坊主ってのも寂しいですし、相席屋でも行きますか」
相席屋への逃げはスト師にはご法度に思えるかもしれないが、僕は割と打診してしまう。僕がしょぼちんと言われる所以だ。
相席屋のメリット
・女の子も男と話す程で来ているため、流れを持って行きやすい。
・連れ出し先や相手の用事を気にする必要がない。
相席屋のデメリット
・費用が莫大。
・女の子のスト値は出たとこ勝負。
・基本コンビ以上なので、当日即の場合セパの技術も必要。
やはりデメリットの方が多い。しかしながら、ストナン童貞の僕はいわばここが主戦場である。実際これまでのゲットも相席屋や街コンでの出会いからばかりだった。
そう、しょぼちん恋愛工学生とは仮の姿!
僕の本当の正体は相席屋工学所長なのであーーる!
店員「すいません。今日はまだ女の子がいないので、待ちになります」
・・・・・・・・・・・・・ʅ(◔౪◔ ) ʃ
ラ「予約だけして、30分経っても電話が来なかったら諦めましょう。」
粘るライト。帰りたそうなどんりざ氏。まさに一進一退の攻防が続く。
--------------------30分後---------------------------
ラ「帰りますか。明日も仕事ですしね。」
ど「そうですね。」
トゥルルルル♪
静けさを纏った夜のストリートに希望の鐘が鳴り響く。
諦めない心が奇跡をもたらした。
そう、まさに
※絶対違うww
二人で相席屋in!!
二人組の女の子。一人はライト値3、もう一人はライト値5。
これが相席屋クオリティー。ライ値3の子はよく笑いよくしゃべる(以降、元気子)。ライ値5の子は表情が硬く、こういう場にはあまり慣れてなさそう(以降、カタ子)。
ラ・ど「こんばんわ」
元気子「こんばんわ」
ラ「こういうお店は今日で何十回目なん?」
とにかくイニシアチブを得るため、しょっぱなから飛ばす。
元気子「いや、初めて来ましたから〜」
ラ「でも、こっちの子は大人しそうだけど、実はめちゃくちゃ遊んでるんでしょ?」
カタ子「遊んでませんから!」
お互いに自己紹介をして、楽しく談笑。
確か、どんりざさんとは共通の友達がいるみたいな設定?だった気がする。
今日はその共通の友人と飲む約束があるから、それまでの暇つぶしで来たみたいな設定だったかな?
会って二日目なのに、どんりざさんとは昔からの友人のようにトークが面白いように噛み合う。少ない時間でかなり食いつきはあげられたように思う。
僕の相席屋での戦略は基本、準即ねらい。お店の滞在時間は30分(それ以上だとお金が勿体無い)。
この日も、結局30分で切り上げて番げして解散。後日、アポ打診からの準即を狙うことに。
二日間の牡蠣の国での初合流は鶴鶴の坊主だったが、とても楽しい時間だった。
共通の目的を持った同志を持てたことが何より嬉しくて、ナンパのモチベも上がった。
また近いうちの合流を約束して、解散する。
どんりざさん、あの時はありがとうございました!
後日、ラインのやり取りで分かったことだが、元気子には彼氏がいるらしく(人は見かけによらない)、カタ子の出会いのために相席屋を訪れていたらしい。
カタ子にアポ打診するも、いろいろ考えた挙句、アポは断られてしまった。
この時は、ナンパの意欲も高く、ライト値も高くなかったため、去る者拒まずで特に深追いもしなかった。
どんりざさんとの実際のライン
ラ「完全に機をミスりましたわ。まぁこの子どうせ彼氏できないんで、クリスマス前にザオラルですね笑」
ど「それはふぁいとです*\(^o^)/*。どーせできんてまぁまぁひどいですねww」
確かにひどいww
ブラックライト君が出てしまった。
この時はまだ自分がこんな気持ちになるなんて思いもしなかった。
時は戻り、クリスマス一週間前の出来事へ・・・・・・
まさかの二部構成!?笑
続く。